2012年05月01日
2012年4月29日@臥龍エンジョイ倶楽部「クラシックな休日を」
横浜みなとみらいを見下ろす坂の上に、開館58周年の「木のホール・神奈川県立音楽堂」があります。今日は、「臥龍エンジョイ倶楽部」のクラッシックを楽しむ休日。指揮はベートーベンといえば飯森と言われる飯森範親さん指揮の東京交響楽団。贅沢な心の栄養日でした。


Aリハーサル前の貴重なショット
左から、東京交響楽団のコンサートマスターである高木和弘さん⇒ http://www.tokyosymphony.com/aboutTSO/orchestra_mem.html そして臥龍 そして正指揮者の飯森範親さん⇒
http://www.iimori-norichika.jp/pc/profile/index.html 飯森さんは、山形交響楽団の再建で一躍有名になられた方ですが、他にも映画「おくりびと」への出演、テレビ「ノダメカンタービレ」の指揮指導やサントラ盤の収録指揮などでも知られています。
B「ムリ」を「当たり前」に変えるのがリーダー:END
臥龍は、経営者には飯森さんから多くを吸収して欲しいと思っています。社団法人日本経営士会が創設した「ビジネス・イノベーション・アワード」で何故、飯森さんが2010年度の大賞を受賞したのでしょうか?⇒
http://iimorinorichika.seesaa.net/article/169598624.html
それは「マエストロ、それはムリですよ・・・」という本のタイトル、日本最小のオーケストラ(山形交響楽団)の観客動員数180%増、飯森範親が「ムリ」を「当たり前」に変えた真実の物語、という帯書きに現されています。そうです。経営の革新です。飯森さんは、「ムリ」を言っているのではありません。「お客様が望んでいることでまだオーケストラがやっていないことをやりましょう。何故なら、オーケストラはサービス業ですから」と言っているのです。
この日もリハーサルを公開して事前のアナウンス、演奏の合間、合間にもマイクを使って解説、この日はオールベートーベンメニューにも関わらず最後には予定外のバッハにモーツアルト、観客は大喜びです。そして疲れた身体に鞭打ってのサイン会。臥龍は最初に会ったときの飯森さんの言葉が忘れられません。「臥龍さん、コンサート会場に来られる方の中でクラシックマニアは5%、残り95%の普通の人々をファンに出来なければ、プロのサービス業としては失格です」。